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基礎断熱のシロアリ被害

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基礎断熱工法と広がり

基礎断熱工法とシロアリ

構造から考えてシロアリの侵入を受けやすい基礎断熱工法。なぜこのような工法が広まったのでしょうか!? そもそも基礎断熱工法は、本来冬の寒さの厳しい寒冷地で普及していました(RC造)。こういった地域にはシロアリがほとんど生息していないため大きな問題にはなりませんでした。しかし、基礎断熱工法には多くのメリット(快適な室内空間の提供・省エネ・結露対策など)があるため、温暖な地域でも採用されるようになりました。ただ、シロアリに対しては被害にあいやすい構造だったのです。

室内イメージ

基礎断熱工法の広がり

では、シロアリによる被害は予期できなかったのでしょうか?実は、シロアリ業界ではポリウレタンフォームや発泡ウレタンはシロアリの被害を受けやすいということは常識でした。1966年にはシロアリ研究の権威でもある森八郎博士がポリウレタンフォームはシロアリに加害されやすいので建材には不向きであると論文を発表されています。また、1997年にも神谷忠弘氏(岡崎シロアリ技研)からも基礎断熱がシロアリ被害を誘発すると『住宅ジャーナル』で警告がされています。にもかかわらず、残念ながら建築業界では基礎断熱工法は「乾燥しているからシロアリ被害はない」「断熱材はシロアリの栄養にならないから食べない」というシロアリの生態を完全に無視した考えから被害にあわないと思われ各地で取り入れられるようになりました。

これらのことを知らず、メリットばかりの情報を信じ家屋を購入した、お施主 さんはもちろんのこと、基礎断熱工法を取り入れた工務店やハウスメーカー もある意味被害者なのかもしれません。

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