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被害事例

被害状況

  シロアリは一般的に木材を加害する害虫です。シロアリは木材でも柔らかい部分を好んで齧るため、心材より辺材、早材よりも晩材をよく加害することが知られています。その結果、同じ木材であっても食われ方に違いが見られます。(写真1:木の年輪にそって食べていきます。中心(心材)は固いので辺材を好んで食害します)
  シロアリは躯体や間柱、胴縁などの堅い木材の中を齧りながら、時には材と材の間に蟻道を構築して移動するので、動きは“線状”になります(写真2:柱などに沿って移動するため,動きとしては“線状”になります。)木の軟らかい部分をこのんでたべる白蟻。柱にそって線状に延びる蟻道
 

 

 

 

 

 

 


 一方、基礎断熱工法での断熱材中の被害はどうでしょうか。断熱材は木材に比べると非常に柔らかいものなのでシロアリにとっては齧り取るのはたやすいもの。そのため、加害された断熱材は、手当たり次第えぐり取られたような無残な状況になります。むしろ噛み応えが良いのか好んで齧っているようにも思えてくるほど加害速度は非常に速いものです。基礎断熱工法では。断熱材が基礎をすべて包み込むように面で施されているので。シロアリの動きは“線状”ではなく“面状”になってしまいます。断熱材が壁にも施されている場合は、基礎だけでなく壁面全体も容易に足を運びいれることのできる活動範囲になってしまいます。また、人にとって断熱材は「夏涼しく、冬暖か」な生活空間を提供してくれるように、シロアリにとっても快適な環境なので年中活動していると考えられます。

【以下の写真では、実際シロアリに食害された基礎断熱の被害状況を紹介しています】

被害事例1

被害事例1
断熱材表面に施された化粧モルタルを剥がすと 蟻害にあった断熱材があらわに。 外からは全く被害の様子がわかりません。

被害事例2

被害事例2
シロアリの姿も確認できます。

被害事例3

被害事例3
生殖虫の姿も確認できます。
断熱材は巣材としても利用しています。

被害事例4

被害事例4
幼虫の姿も確認できます。

被害事例5

被害事例5
見事な蟻道の跡です。

被害事例6

被害事例6
基礎の断熱材から侵入したシロアリは、
壁の断熱材にも侵入します。

被害事例7

被害事例7
天井裏の断熱材にまで到達しています。

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